8/21のグッドウィルの株価
2007年8月21日のグッドウィルの株価は24110円で続落。株式市場は米国のサブプライムローン問題に明け暮れた印象がありますが、グッドウィルの株価はそれとはほとんど関係の無い値動きをしているようです。
まず、グッドウィルの株価に影響を与えるニュースがひとつありました。
最終的に160億円の増資を計画していたのですが、結果として113億円しか集まらなかったというニュースが流れました。
これはグッドウィルの資金調達力が低下していることを露呈し、また、株式市場での信用力も低下していることを示すものですから売り材料です。
グッドウィルの株価は一時、子会社コムスンの事業譲渡先にメドがついたことが好感されて小幅続伸する場面も見られましたが、その上昇分を打ち消してさらに下落する展開となっています。
グッドウィルの株価は今後どのような展開をするのか、ひとつの大きなヒントは子会社のコムスン問題です。
営業譲渡について明確な結果が示されれば買い材料なので、下値を拾うチャンスと見ることが出来ます。
ですが、それ以外にはグッドウィルの株価を押し上げるような可能性のあるニュースはあまり期待できないため、やはり下落トレンドは継続と見たほうが良いでしょう。
それでは、グッドウィルの株価はどの部分で売り参戦すれば良いか?チャートで見てみることにしましょう。
転換線が横たわる29700ラインが当面のレジスタンスとして意識されそうですので、戻り売り戦略なら30000円を手前にしたラインで。
グッドウィルの新規参戦については、これ以外はリスクが高そうです。